スマホに不慣れな職員がいても、園のICT化を定着させるコツ
園の運営

連絡、シフト、申請、勤怠。園の業務をアプリにまとめると、紙の手間は大きく減ります。ただ、導入しても一部の職員しか使わず、結局紙と並行して運用している、という話もよく聞きます。定着のかぎは、機能の多さよりも始め方にあります。
使われなくなる理由
- 最初に覚えることが多すぎる
- 使う理由がわからない(紙のままでも困っていない)
- 困ったときに聞ける人がいない
- 紙とアプリの両方が残り、かえって手間が増える
定着させる進め方
1. 最初は1つの使い方から始める
全部の機能を一度に始めず、まずは「園内のお知らせを読む」など、毎日必ず使う1つから始めます。毎日開く習慣ができると、ほかの機能にも自然に広がります。
2. 職員にとっての「楽になること」を伝える
園長や本部にとっての利点ではなく、職員にとって何が楽になるかを伝えます。「休みの申請が家から出せる」「シフトがスマホで見られる」のように、具体的な場面で話すと伝わります。
3. 開いたらやることがわかる画面にする
アプリを開いたときに、「今日やること」がまとまって見えると、どこを押せばよいか迷いません。未読のお知らせや、出していないシフト希望が並んでいれば、それを順に片づけるだけで済みます。

4. 困ったときの聞き先を決める
園内で詳しい人を1人決めておき、あわせて画面の中から使い方を調べられるようにしておくと、同じ質問に何度も答える負担が減ります。
5. 紙をやめる日を決める
並行期間をだらだら続けると、両方の手間がかかります。慣れてきたところで「来月から紙の回覧はやめます」と期限を決めて伝えます。
こどもOSでは
こどもOSは、職員が開くとまず「今日やること」が並ぶホーム画面から始まります。文字は読みやすいユニバーサルデザインのフォントを使い、各画面の見出しの横にある「?」から使い方の説明を開けます。困ったときはヘルプセンターで調べられます。
連絡の一本化については「職員への連絡を紙・グループLINE・口頭から一つにまとめる」もご覧ください。


